目  次
序章 本書の読み方
 平安時代はどのような時代だったのか<戸川 点>
 第一章 摂関時代の政治と戦乱
   1 摂関政治とはどのようなものか<戸川 点>
   2 国司と地方社会の関わり<渡辺 滋>
   3 摂関時代の戦乱―将門の夢と『将門記』作者の願い―<樋口州男>
 第二章 摂関時代の経済
   1 摂関時代の国家財政はどのように運営されたか<中込律子>
   2 摂関時代の荘園とはどのようなものか<鎌倉佐保>
   3 中央政府による地方支配と国司制度<渡辺 滋>
 第三章 摂関時代の女性・貴族・武士
   1 平安時代の女性たち<服藤早苗>
   2 王朝貴族とは何か<関根 淳>
   3 摂関時代の武士はどのような存在だったのか<戸川 点>
 第四章 摂関時代の文化・外交
   1 摂関時代の文化の特徴を考える<木村茂光>
   2 摂関時代の教育はどうなっていたのか<櫻聡太郎>
   3 摂関時代の外交・国際交流はどうなっていたのか<皆川雅樹>
 第五章 摂関時代の宗教
   1 摂関時代の神祇信仰はどのようなものだったのか<小倉慈司>
   2 国家的仏事・寺院はどのように運営されてきたのか<福島正樹>
   3 摂関時代、仏教は地方でどのような存在だったか―陸奥南域の仏教―<坂内三彦>
   4 平安時代の御霊信仰<竹内光浩>
   あとがき
   編著者・執筆者略歴